それは、チャートを夏至と冬至を境として二分した二つの場所で、昼の長さが同じ部分を指します。下図参照
アンティッションになるサイン同士
白羊宮 | 処女宮 双魚宮 | 天秤宮
金牛宮 | 獅子宮 宝瓶宮 | 天蠍宮
双児宮 | 巨蟹宮 磨羯宮 | 人馬宮

マイナー・アスペクトを退けられると私たちは、星占いの判断を助けてくれる重要なテクニックが一つ減ったように感じます。でも、心配無用です。それよりも効き目があり、重要な助けが与えられれます。それがアンティッションです。占星術上(behold)『見る』という意味の中には、アスペクト(ラテン語でちらりと見る)、レセプション、そしてここで述べるアンティッション(アンティシア)も入ります。サイン同士でアスペクトしているかしていないか、そして、サイン同士でアンティシアの関係に有るか無いかをひっくるめて、『見る』という概念になります。アスペクトの関係には、白羊宮 Hot & Dry と処女宮 Cold & Dry の関係は入りません。また、双魚宮 Cold & Moist と天秤宮 Hot & Moist の関係もアスペクトしないことになっています。でも、上の図に書いてある点どうしの事では、書かれている線によって互いが見える位置(アンティッション)にあることになります。
白羊宮の25゜と処女宮の5゜は、見える位置同士になるというのはどうしてでしょう?
夏至点は巨蟹宮の0゜です。太陽が昼間いる時間が一番長い場所です。その前は漸次短く、その後ろはやはり漸次昼間太陽が居る時間が短くなります、ですよね。太陽が昼間いる時間が同じという日が、春分から夏至に至る場所と、夏至から秋分に至る場所に必ずできるはずです。それが例えば白羊宮の25゜と処女宮の5゜であり、あるいは上図の金牛宮の26゜と獅子宮の4゜になるわけです。
このような二つの点は、巨蟹宮(夏至)と磨羯宮(冬至)に線を引いた線対称の位置すべてに存在します。このそれぞれ二点がアンティッションと呼ばれる位置です。
それは惑星が居るかのように作用します。それぞれのオーブは惑星のオーブそのものより極めて小さいものですが、ハリーポッターの透明マントを被った分身のように作用します。普通に作用しますが、時には透明マントよろしく隠れたまま作用を及ぼします。惑星はアプローチやセパレートもアンティッションに対しては考慮されます。しかし、位置アンティッションは動かせません。透明マントを被ったまま何かにしがみつくか、動くとマントが脱げてしまうと考えて、動こうとしないと考えて下さい。
そしてアンティッションは、その位置のコンジャンクションとオポジションのみ考慮して下さい。オポジションを考慮するのは、昼の長さと、夜の長さが等しい位置だからです。実際のサインのオポジションも、同じように昼の長さと、夜の長さが同程度の区域同士になるサインがオポジションです。
参考例 恋愛の問題
2008年1月1日(火曜日)