ミューチャル・レセプションの概念は、お互いがお互いの得意分野を受け持ちながら互いに協力し合えるイメージを持ちます。決して惑星同士お互いの持ち場(位置)を交換できるわけではありません。
この関係性は、個人個人を占う占星術の世界と、ジャーナリズム用の星占いの欄にも見て取れます。例えば水星を本格的占星術とし、太陽をジャーナリズム用の太陽星座星占いとしましょう。太陽と水星がミューチャル・レセプションしていたとすると、このミューチャル・レセプションは感覚的にもお互いが助け合う形です。しかしながら、水星(本格的占星術)と太陽(太陽星座星占い)がミューチャル・レセプションしていても、水星が太陽の役割をするわけでもなく、太陽が水星の役割を代わりにできるわけでもありません。それぞれが得意分野において互いに助け合える関係にあると観察するのがレセプションです。両方相まって占星術界の発展につながるというような喩えがミューチャル・レセプションです。
一部のテキスト類には惑星の位置を交換できるのがミューチャル・レセプションであるというような解釈が存在しますが、上記の水星と太陽の例のように役割を入れ変えることはできません。
これはデトリメントで、あるいはフォールでレセプションしていることです。
ミクスド・レセプションと呼ばれています。チャートの中の惑星は、置かれているサイン位置によって何に興味を示しているか知らせてくれます。要点はアスペクト、ディグニティー、レセプションから導き出します。
ホラリーの質問では、百文字占断の No.166の例のように依頼者側が第三者の存在を語らなくても、第三者の存在を確実に気付かせてくれます。これらの判断に主に関わってくるのがハウス位置とレセプション(サイン位置)です。
チャートが訴えかけている主要な事柄は、サインだけを見ていても、アスペクトを含めてサインを観察しても、ディグニティーの計算をしても少ししか見えてきません。観察すべきものがレセプションです。
2003年7月20日(日曜日)
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