西洋占星学のハウスの概念 大鏡の扉
星占いで使われているハウスの概念は、西暦以前にすであったはずです。なぜなら、1世紀にマニリウスによって著された「アストロノミカ」という本には、ハウスについて詳細な意味合いが載っているからです。プトレマイオス(トレミー)の著した「テトラビブロス」にも、詳細ではありませんがハウスの意味が書きとめられています。もっともハウスとは書かれず、ハウスの意味で書かれているので気付かないかもしれません。これらの本に書かれているハウスには、ハウスのルーラーというものがあります。それはサインのルーラーとは違う意味合いから導き出されています。また、ジョイという惑星、ジョイの概念を把握することで、よりハウスの概念がハッキリします。
ハウスはどう把握し、どう取り扱えばいいのでしょうか。※1.デボラ・ホールディング女史の「THE HOUSES:Temples of the Sky」には、様々な時代によって捉えられてきたハウスの意味、その意味のできあがってきた背景、拡げられた意味合いが、なぜ発展してきたのかと共に書かれています。同時に、ハウスにも支配星(ルーラー)があって、それはカルディアン・オーダーによって配され、サインのルーラーとは、明らかに違うことが記載されています。現在日本の教本等に載っているハウスの支配星(ルーラー)は、サインのルーラーと同じです。
でも、実際には違っていて、
上記の二種類があります。このホームページ全体で、これを使っています。
ハウスは、問題点を見つける為、つまり役割を担った惑星を見つけ出すために使います。
多くの問題で、ホラリー占星術でもネイタル占星術でも、本人を示す惑星は、太陽や土星といった惑星に直ぐに行くのではなく、アセンダントのルーラーに行きます。
友人のことを観察するなら、11ハウスのルーラーを使います。友達のナチュラル・ルーラーである木星を始めから使うことはまれです。アセンダントのルーラーが木星だったら使えなくなりますしね。
とうことは、役割を担った惑星を見つける為に、ハウスは必ず把握しなくてはいけなくなります。
では、ハウスの意味はどうやって出来上がっているのでしょう。下の図の、右側の図は、ハウスをクリックするとそのハウスの説明に行けます。
占星学には、惑星の配置は二通り存在します。
左の図は、各サインに割り当てられた惑星です。
右の図は、忘れられたカルディアン・オーダーでの配置です。
左の図のように、サインにそれぞれ割り当てられた惑星が、牡羊のサインを起点として、ハウスにも当てはめられてしまった占星学が現在横行しています。それは理論が、変えられたためです。
右の図は、カルディアン・オーダーで配された、昔ながらのハウスの支配星と、ジョイです。
見比べると、随分違うでしょう。
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※1.デボラ・ホールディング女史の本「THE HOUSES:Temples of the Sky」ISBN: 1-898503- 69- 9
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