星占い ホラリー西洋占星術

大阪での講座(レクチャー1)について 講師 Mr.ホラリー Kuni. Kawachi

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■ 大阪 占龍館 で
これまでの 講座の中身 概略

I ■ 占 星 術 の 持 つ 宇 宙 構 造

この講座では独特の順序をとることにして、順序よく全ての占星術の法則を述べ、やがて実際のチャートの判断に入っていきたいと考えています。ルールを知らないと実際の星占いができません。既に多くの事柄を学んできた人も多いでしょう。その再確認をするためにも、面倒くさがらずに順を追って述べる事柄を把握してください。

占星術を難しく感じさせる要因は、各種の法則が絡み合っていること。
個々の法則を個別に証明しようとしても難しいこと。
一方の法則が、他の法則と絡んでいること。
サインを理解するためにハウスを理解する必要があり、その両方を把握するために惑星を知らなければならないこと。
そして惑星を把握して、ようやくハウスを理解でき、そしてサインも理解できるなどの要因によります。

■ 占 星 術 を 成 り 立 た せ て い る 宇 宙 観

宇宙の構造は、今や現在の地球文明が発生して以来、最もその実相を捉えていると考えられます。この太陽系においても、太陽を中心とした構造を私たちは学校で習ったように、それは論理的にも明確です。

一方、占星術で使う宇宙観はこれとはまったく異質です。視覚的な観測に基づいている下記のものを使います。地球から近い惑星の順は、月、その次は現代天文学に基づく観測では明らかに金星のはずなのに、占星術の方は水星になります。この違いこそ、天文学と占星術が違う土俵の上に存在している証拠です。この惑星の並び順を外側から捉えたものをカルディアン・オーダーといいます。土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月という並び順です。これは私たちが日常的に使っている「曜日」に反映されています。

この図を見てみると、たとえ木星と土星の間に新たな惑星が発見されたとしても、考慮の対象にしなくてもよいこと、『新たな天文学的な発見を入れ込む必要がない』ことに気付きます。なぜなら、天文学的な宇宙観と、占星術的な宇宙観はこのように全く違うからです。もし、海王星、天王星、冥王星を占星術の判断に入れ込むなら、それは恒星の位置に置かれ、動く恒星のように捉えることができるでしょう。

■ 占 星 術 を 学 ぶ 姿 勢 

占星術理論のよって立つ天球に、先述した神の位置を元々含んでいることは、これが真理を目指した学問として成立していることを物語るものです。もちろん皆さん方の全てが、始めから真理を把握したいが為に占星術を志したのではないのは至極当然です。学び始める動機がどういうものであっても、心の表出が星々を形作っていることを何度も経験すると、ひょっとしたらそこには真理が横たわっているのではないかと思い始めます。星々が我々を操っているのではありません。私たちの心が惑星の位置を形作るのです。とすれば、何がそうさせるのでしょう? この疑問に至った時に、始めてあなたは真実とか、真理と言われるものについて考え始めます。それはそう遠くない未来に始まるはずです。

法則を指し示す前に、考えられる注意点を置いておきます。ウィリアム・リリーも七つ掲げたことに習っています。その七つに、少しだけ付け加えたり端折ったりしてあります。

1.チャート作成に関する技術と注意。技術はチャートそのものの書き方と、様々なキャラクターを覚えること。注意は、惑星の動きを把握することです。技術の方は今日コンピューターがその代わりをしてくれるので、ボタンの操作を覚えるだけでよくなりました。しかし、コンピューターの無い時代が再び訪れるかもしれません。

2.ハウスに対する理解。占断のほとんどの間違いはハウスを取り違えることによって起こります。学びながら絶えずハウスに対する理解を深めることが必要で、まず学んで覚え、使ってみて覚え、占断の結果から更に学ぶことになります。

3.惑星そのものの理解。占断ではほとんどカスプのルーラーを使います。しかし惑星の知識は必要です。

4.表示星の示しているものの把握。個々のチャートで表示星達は個別のことを語ります。

5.サインの意味。一番目は占星術の成り立ちを理解する上での意味。二番目はそのグル−プ化された占星術で使う意味合い。一番目のサインの持つ意味は、占断では滅多に使いません。モダン占星術はこれを取り違えています。

6.惑星は置かれているサインとハウスによってどういう意味を持つのか、位置を変えていくことによってどうディグニティーやレセプションは変化していくのか、それはアスペクトでどう変わるのか、月との関係でどう変化するのか。これが学ぶべき事柄の本義です。

7.占星術への日々新たなる新鮮な気持ちでのアプローチ。占星術の本質の理解。本質というものは、ほとんどの学問において「真理」そのものです。占星術はそれを臆面もなく前に出しています。その理由は、この科学を通じればとても理解されやすく、また把握されやすいからです。そういう目的をもって体系化されています。

■ 客 観 的 に 占 星 術 を 学 ぶ 姿 勢

伝統的な風習を理解しようとするなら、その地域の生活に密着して学ぶという姿勢が認められています。客観性というのは内部に入ってこそ得られるという態度です。外から評論家のように意見を述べることは、主観に傾きやすくなります。この観点から捉えれば、錬金術は錬金術の立場からこそ理解されうるでしょうし、占星術は占星術の立場からこそ理解しうるものです。したがって逆に、占星術の立場からタロットを批判したり、東洋の占術から西洋占星術を批判したりするのは意味の無い批判であることにもつながります。学問的な態度はこのように確立されていますが、未だに世間一般では、テレビやラジオ等のメディアで、評論家こそが客観的な意見を述べられるという認識が重きをなしています。

一つの事柄を知るとは、ある面では、それを成り立たせている原理(つまり本質)と、その構成要素を把握することだと言えます。本来ならばストレートにものごとの中心にある本質的なものを把握すればよいのですが、私たちの知覚はそれが不得手のようです。私たちの感覚は、全体を成しているものから醸し出される情報の方をはるかに知覚しやすいのです。

私たちは今、天文による予測の手段の評価を、哲学的に適切で、尊大にならない方法で与えられようとしています。これから先に述べるように、占星術理論のよって立つ天球に神の位置を元々含んでいることは、これが真理を目指した学問として成立していることを物語るものです。もちろん皆さん方の全てが、始めから真理を把握したいが為に占星術を志したのではないのは至極当然です。学び始める動機がどういうものであっても、心の表出が星々を形作っていることを何度も経験すると、ひょっとしたらそこには真理が横たわっているのではないかと思い始めます。つまり、星々が我々を操っているのではありません。私たちの心が惑星の位置を形作るのです。

真理へ到達したいという目標は、疑問から始まり、占断による確信と共に徐々に認識されていくでしょう。他の一般的な科学では、観察、実験、類推、そして再現性もあるので、予測できて信用できることにつながります。ですから科学偏重の現代は、観察できる、実験できる、計算できる、再現性があるといった面ばかりに目が向けられているようです。

科学的態度というものに目を移すならば、今日の理論物理学のように、科学的な観測データから得られる結果に基づき推論を重ねること、その推論から宇宙の構成とはこうであるかも知れないと考えることも科学です。とすれば、各種の推論も科学です。しかしながら、とっぴな理論を展開しても良いというのは科学的な態度とは言えません。過去に論証された方法から、あるいは法則から、それらを踏まえて新たな推論を行うことこそが科学的態度と呼べるものです。そうであれば古典的な占星学を学ぶことはその後の推論を行う上で、決して間違った態度ではないはずです。それでこそ、その態度は、理論物理学同様の科学的な態度と言えるでしょう。

もっとも、今日の科学と、古代の科学では概念上の違いが歴然として存在します。古代、気象と天文と占星術は、地震も含めて同じ基礎の上に成り立つ科学とされていました。

これから述べる約束事は、遠い昔から論証されてきた天の科学の基礎の基礎であり、これを組み合わせれば一つの推論が行える約束事です。法則を踏み外せば推論の道を外れ、道に迷うことになります。これから学ぶ天の科学ではいささか緩慢ながら、同じ法則が何度も何度も繰り返し使われていることに気が付かれるでしょう。これは逆に言えば、可能性の限界内で謙虚に調査を差し控えることができるということにもつながります。新たな手法を生み出す必要性も、それを学んで後のことになります。そうは言いながら、この体系を学ぶことはなんと膨大なことかと思います。

天に包まれているもの(天の科学の法則)が、ほとんどの出来事の一般的な性質から描き出せるなら、その法則は非常に明白に成り立っていると言えるでしょう。それでも個々の法則はあまりにも断片的で脆弱です。

また、到達するのが難しいものは、えてして大部分の人々によって容易に攻撃されます。これは今日大多数の人たちが好む計算では成り立っていないからです。

概略はかなりの部分を端折ってあります。したがって、意味が取れない部分もあるかもしれません。お許しください。
レクチャーではそれぞれの詳細を語りながら、実際のチャートに基づき、理解していたほうがよい最初の事柄について述べます。

レクチャー その1 概略
レクチャー その2 概略
レクチャー その3 概略
2005年4月 [完全マスター西洋占星術 ホラリー西洋占星術]


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