星占い ホラリー西洋占星術

講座(レクチャー2) 講師 Mr.ホラリー Kuni. Kawachi

大鏡の扉へ


nyumon.gif

■ 大阪 占龍館 でのこれまでの 西洋占星術基礎講座の中身
II 占 星 術 の 持 つ 宇 宙 構 造

占星術の構成要素に関する二番目 

サインの意味合いのうち、占星術を構成している要素

占星術を構成するサインには、意味合い役割が、二つあります

占星術を成り立たせている宇宙構造は、前回述べた占星術的な同心円構造の上に黄道帯十二サインが割り当てられたものとなります。従って十二サインを理解する第一義は、占星術的な宇宙構造を理解することになります。宇宙構造そのものは占星術を成り立たせている土俵になっているだけで、この構造そのものはほとんどの占断で使いません。サインは基準点の連続したものと言ってよく、舞台装置です。山がある、河が流れている、森がある、といったような事柄です。惑星は何かを演じている役者です。山のふもとに来たらすがすがしい、河の見えるところにきたら喉を潤したくなる、そうは思っても、役者の性質が場所々々で変ってしまうことはないでしょう。それと同じです。舞台装置はそのような役割を果たします。舞台装置を背景として占断に使う特殊な場合は、役者がどこに居るかを調べる時です。舞台装置の背景は人間の姿や、船の姿として画かれることもあります。

サインの意味合いは使わないものの方が多いのです。舞台装置となった背景を占断に持ち込むと、占星術を増長にしてしまう危険な要素をはらんでいます。例えば白羊宮に太陽のある人は生まれながらに闘争心が旺盛であるとか、獅子宮に太陽のある人は抑えられないほどの感動や創造的な気持ちをなんとしても表現しようとする、といったような事柄です。

サインに関する舞台装置に属する事柄が、占断にも関係付けることが可能だと信じられています。これはサインに関する舞台装置の役割を、舞台装置として区分できずにいる結果です。占星術の主役は惑星で、サインはほとんどグループ分けされた形容詞としての意味しか持ちません。グループ分けされた意味付けが主となり、舞台装置としてのサインそのものの意味はあまり省みられることはないのです。この意味において、場所を示すだけのサインの意味合いは占断にあまり使わないことを、最初にしっかりと認識しておく必要があります。

■ サインのルーラー

さて、各サインにはルーラーとなる惑星が当てはめられています。どうやってそれらが決まっていったのでしょう。何故各惑星がそれぞれのサインを受け持たされたかについて述べましょう。もちろんこのお話しも舞台装置としてのサインにつながるだけで、決して占断に役立つわけではありません。

最初に決められたのは太陽の当てはまる獅子宮であると言われています。

次に決められたのは月の位置するサインです。巨蟹宮が月の位置となっています。

次は土星です。土星は明るい二つの惑星 [占星術では便宜上、太陽も月も惑星と呼んでいます] 、その二つから最もかけ離れて暗い惑星です。

木星には、土星に続く位置を与えられました。

火星は確かにその観点から捉えるとそれぞれの半球でスクエアの位置です。

惑星は舞台装置のそれぞれの所有権利を持っていますが、それぞれ持ち寄った舞台装置がなければ役者達が演技をできないことにもなります。舞台装置をくみ上げて講演を行うのは役者達でもあるのです。これはどこか地方巡業の劇団に似ています。彼らは舞台装置も持って周り、自分達で舞台を組み上げ、自分達で楽器の演奏もし、演技もします。だからと言ってお客さんたちは舞台装置を誉めはしません。見に来ているのはあくまでも演技です。

■ 十二サインの他の並び方とその要素

まず白羊宮がサインの始まりに来ます。サインは大まかに、火のサイン、地のサイン、風のサイン、水のサインという四つ(火・地・風・水を普通[エレメント]と呼びます)と、カーディナル、フィクスト、ミュータブルの三つの組み合わせから成り、都合12になっています。各エレメントのカーディナル型は、創造的な衝動の最初の動機を表明します。スタート・ラインです。古代の人達は、物が生まれる初期には熱が要ると考えました。フィクスト型はそれぞれのエレメントの持つ全ての可能性の幾つかを、あるいは多くを、明示して具現化します。ミュータブル型は、その各エレメントを最初の出所へ、再びそれらエレメントが起因となるために戻す働きをします。
火のサインでは、カーディナル、フィクスト、ミュータブルのサイクルは知識の伝達の形態として表わされます。
地のサイン (割愛)
水のサインでも、カーディナル、フィクスト、ミュータブルのサイクルが人間の欲望を通して働きます。

風のサインでは、これらのことが最もダイナミックに太陽が行う水の循環によって示されています。創世記の中で自然の法則を明らかにしている箇所は二日目、ウォーターサイクルが創られた部分です。海水(土星=12ハウスのジョイ)は、輝く太陽(神のイメージ)によって持ち上げられます。カーディナル・サインは、各エレメントの中の始まりで、創造の衝動への最初のひらめきです。カーディナルな風のサイン天秤宮に、平行線の一方が湾曲する虹による蒸発のイメージを見ます。フィクストな風のサインは宝瓶宮で、波型の平行線によって溢れる水瓶からの水、海に再び注ぐ真水を視覚化させられます。ミュータブルな風のサインの双児宮の絵柄は、またもや、上と下の水域を表わす平行線を私たちに見せます。この平行線は穏やかな静止した平行線です。 これらの理由付けがあっても、まったく占断には使いません。一つの占星術の構成要素の説明に過ぎません。話に神話が付加されているとすれば、それも占星術の構成要素の説明です。

■ 惑星のエキザルテーションについて。

「エキザルテーション」とは当該の惑星が特定のサイン(天のサイン)で得る品位であり、それ以外の惑星がそこに入っていれば、「エキザルテーション」というレセプションでルール(支配)される被管理要因です。
エッセンシャル・ディグニティーにおけるサイン(エッセンシャル・ディグニティーの一つ)とエキザルテーションの違いは、真に強い(サイン)、見誤られた強さ(エキザルテーション)、というような違いです。サイン(エッセンシャル・ディグニティー)は自らルールするサイン(天のサイン)に入っていることですから己の家として振舞えます。エキザルテーションの方は客として迎えられていて、迎える方は偉大な客と捉えているところがあり、その偉大さは本来持っているものよりかなり拡大されていて過大評価をされているようなものです。大変優秀なものを持っていると錯覚されているわけです。 トリプリシティー (割愛)

レクチャー その1 概略
レクチャー その2 概略
レクチャー その3 概略
2005年 4月 [星占い、西洋占星術教室]


星占い ホラリー西洋占星学

Copyright © Mr.ホラリー Kuni. Kawachi All right reserved.