星占い ホラリー西洋占星術

   人間関係と 金星

大鏡の扉へ 項目トップ


情愛から見る7ハウスの惑星『金星』 情愛 TOP  土星  木星  火星  太陽  金星  水星  

  ■ 西洋占星術で情愛を探る 金星の 第7ハウスへの登場

男性にとっての「金星」は、愛する女性に対する取り組み方です。
女性にとっての「金星」は、「愛情」に対する取り組み方です。
7ハウスは「補足的」であるという意味と、「対立的」であるという二つの意味を持ちます。

  ■ 男性のチャートでの7ハウス金星

男性の場合、それが7ハウスに入っているときとは。つまり取り組み方という捉え方をするとすると、情愛を見る場合は、女性を7ハウスの意味の「補足的」であると捉える方が自然です。そうであれば当然、良いアスペクトが補足的なパートナーを選ぶ金星であり、アフリクトや良くないサインにあれば、対立的なパートナーを選ぶ金星と考えられます。ミックス状態の方がたぶん多いでしょう。

金星が7ハウスに良い状態で置かれていれば、選ぶ妻は上品で、趣があり、優しい情の深い、こぎれいでたいがい美人であると言われます。取り組み方とは言いながら、妻のタイプになってしまうのはご愛敬。そんな妻との家庭が築かれていくわけです。

一方アフリクトされていれば、上記の裏返し、上品でなく、趣が無く、贅を欲しいままにし、「対立的」である家庭を作り上げていくことになります。金星でありながらこのように違ってしまうことは、7ハウスの金星について夢見がちな面を先入観として持つことを戒めます。

つまり、7ハウスの金星の示すものは、即座に幸せな結婚の保証を意味していません。ただ、金星故にそれはかなり多くの情愛を示し、通常パートナーがまったくろくでなしでもかなりの情欲の満足はさせてくれます。後は、金星への火星の絡み方が問題になりますが、ここでは考えないことにします。

金星が良い状態というのは他の惑星でも書きましたが、一つはサインです。金星が7ハウスで最もふさわしいサインは、金牛宮、巨蟹宮、双魚宮です。天蠍宮はたとえゆゆしいアフリクトが無くてもパートナーの早逝が予想されるので、最も好ましくありません。

そして、アセンダントのルーラーへの良いアスペクト、木星への良いアスペクト。そして、男性にとっての「金星」は「月」と共に女性を示すので、月の状態が同時に関係してきます。

その月ですが、もし金星がマレフィックな面を持っていて(ディグニティーが無い、土星からアフリクトされている等)容易ならないアフリクトに直面していてさえも、もし月が好ましいサインにあり、光が増加している(満月に向かっている)時など、月が良いと判断でき得れば、この組み合わせで二人の情愛の調和を乱すよりも、むしろ他人との関係にその影響の矛先を向けるでしょう。

つまり、男性側の7ハウスの金星を観察する場合には、どこに月があろうとたとえアスペクトしていなくても同時に見る必要が生じるわけです。この説明は女性側の7ハウス火星を観察する場合、太陽の状態を観察する必要性を予想させます。書いてありませんが、予測してみて下さい。

金星に対する「愛」の解釈は、一番始めに書いたように男性と女性では違います。「愛情」そのものへのストレートな考え方は女性側にありますが、相手を如実に示すのは男性側です。これを覚えるのは難しく思えます。覚えなくてもよい、理論的な方法があるように思いますが、今は気が付いていません。なんとなくあるような気がします。
もう少し観察してみましょう。ロブスンの観察です。

つまり、特に風のサインでは理想主義的な面が含まれるため、人生を飾る一つとして妻を選ぶというのです。そのような場合は、パートナーに求めるものは自ずと対外的に有利なものへとなります。もちろん、本人はそうと気づくわけではありません。飾り物の妻! あまりの端的さに憤慨される方もあろうかと思いますが、学識上のことであると認識下さい。結婚そのものへのあこがれの少ない妻かもしれません。

視点としては、まさに、どんな視点で結婚相手を選ぶかの様子です。愛情の形をどう取るかは決して示していません。男性の場合は、愛情への取り組み方は火星が示すのでした。

7ハウスの金星の位置は木星同様、決して早い結婚を暗示するものではありません。実際それはしばしば遅らせる影響を持ちます。まったくアフリクトが無いのに、それは顕現します。7ハウスの金星は友達づきあいとか、安易で贅沢な生活への願望があります。金星の性質として7ハウスのリレーションを考えてもらえれば分かりますが、楽しい友人関係というものがここから予想されます。結果、心地よい環境と多くの友人、充分な時間といったものがあれば、どうして早く結婚したいと思うでしょう。決して思わないでしょう。

ただ、いつもそうですが短絡的に7ハウスに金星があるから、この人は結婚が遅れるとはこれ一つでは断言できません。常にチャートの他の部分に結婚を遅らせる他の表示があって始めて断言できます。最も顕著な例は、ルミナリーズから結婚を表示する惑星を探した場合のそのアスペクトが、クォータイルやオポジションになっている場合などです。7ハウス金星への充分なアフリクトも延期の要因です。土星の状態もポイントになります。アセンダント・サインも参考になるでしょう。

他の全てにおいても、全体的にチャートを勉強することは、必要です。不十分な証拠や1つだけのアスペクトで示される出来事、あるいは所定の位置のみによっては、完全ではありません。そしてもし、多くの証拠が結婚を遅らせる表示をするのであれば、それは確信を持って断言できます。


  ■ 女性のチャートでの7ハウス金星

金星は女性にとって「愛情」への取り組み方です。愛し方・愛され方と同じかもしれませんし、違うかもしれません。私はその辺はよく分かりません。例えば7ハウスに金星があるとすると、7ハウスの意味から「補足的である」か、または「対立的である」かのうち、「愛情」に関する限り当然「補足的である」と見るのが素直な見方でしょう。始めから『「愛」は競争なのよ』と言う方もいらっしゃるかもしれませんが。

そこで素直に捉えるとして、「補足的である」、別の言葉で言うと「補い合う」でしょうか。結婚に関しては、「補完する関係」を狙う女性の金星と捉えてよいと思います。そこでこの補完関係がうまく成立するかどうかが、女性の7ハウス金星を読み解くポイントになると思います。

そこで求める男性像は、女性のチャートで7ハウスの良い金星は、次のように表されていくことになります。親切、優しい、情愛の深い夫、彼は金星の示す芸術家のようなもの、銀行員、証券会社員、保険外交員、アパレル関係の仕事に携わる人などを示していきます。

ここで、具体的な金星的な職業と補完関係はちっとも関係がないように思えますが、それはご愛嬌ということで。
女性の7ハウスの金星。アフリクト下。

しかしながら、アフリクトの下では、せっかく選んだパートナーは補完関係をしないどころか、かえって彼女の足をひっぱる彼を選んでしまうようです。個人的な魅力を所有してはいるけれども、えてして他の女性たちに時間とお金を使い(ちょっかいを出す)、わがままなろくでなしを意味します。夫は補完関係を、他の女性とも持ちたがります。

とすると男性の金星と同じように、7ハウスの金星が必ず幸せな結婚の保証をするわけではありません。ここでも、(男性の金星の示す妻と同じように)、通常夫となる人がろくでなしでも、かなりの情欲の満足はさせてくれます。夜はそれなりにということです。

金星がアスペクトする惑星の多くが、愛の解釈に関わってきます。火星が絡めば性の問題。木星が絡めば余録・財産の問題。土星が絡めば、婚姻の遅速の問題や、パートナーとの様々な落差。水星が絡めば、言葉や口論の問題などなど、惑星の意味に従って愛情の物差しが変化していきます。

一方、金星がぜんぜんアスペクトしていないならば、かなり愛情の補完を制限するか、あるいは適切なテクニックに欠けます。

突然、ロブスンの観察です。

獅子宮7ハウスの金星は、特に女性の場合、結婚に対しての興味は
しばしば外面上取り繕っているだけである。心の欲求の基礎をなし
ている願望は、子供たちのためであり、夫は常に多かれ少なかれ飾
り物である。

男性でも理想主義のサインだと同じようなことです。

天秤宮7ハウスの金星は、特に女性の場合、異性に対する興味が少
なく、彼女自身が自分のために結婚したいという願望が極めて少ない。

女性のチャートでの金星への土星からのアフリクトは、結婚を遅らせる最も強い影響の可能性があります。

いつもそうですが短絡的に7ハウスに金星があるから、この人は結婚が遅れるとはこれ一つでは断言できません。常にチャートの他の部分に結婚を遅らせる他の表示があって始めて断言できます。最も顕著な例は、ルミナリーズから結婚を表示する惑星を探した場合のそのアスペクトが、クォータイルやオポジションになっている場合などです。7ハウス金星への充分なアフリクトも延期の要因です。アセンダント・サインも参考になるでしょう。

もし、大多数の証言が結婚を示すなら、土星あるいは天王星のアフリクトは完全に結婚を妨げないでしょう。

しかし、金星への土星あるいは天王星からのアフリクトは、異常な性欲、あるいは後ろめたい関係に引き入れるかもしれません。そしてチャートの性質によっては、それらは正常から逸脱し、異常性欲、性的倒錯、世間的に隠れた結合への糸口を示すかもしれません。このような位置の金星は、ある程度セクシャル・アブノーマリィティーへと引っ張られます。


情愛から見る7ハウスの惑星『木星』 情愛 TOP  土星  木星  火星  太陽  金星  水星  

Copyright © Mr.ホラリー Kuni Kawachi All right reserved.