一日の時刻のスタートは、真夜中の12時を起点としています。太古、天文学に携わる学者が王に雇われていましたが、彼らは占星術にも携わっていました。彼ら天文学者・数学者の重要な任務のひとつは、時間を計測して知らせることでした。彼らは経験的に、まぶしい太陽を計ることと、夜の恒星を計ることは同等に近いと知っていました。太陽が地底に来た時、すべての星々が下降を終え上昇に転じるので、上昇のスタートとして、それを「時間・時刻」の区切りにしました。一方、占星術的な「曜日」は太陽が地平線から昇る時間を基準としています。天底を起点としているのが「時間」であり、日の出を起点としているのが「曜日」です。今日ではこのような曜日の捉え方は占星学でしか採用されていません。太陽がASCから昇った時間(12室のアセンダントのカスプ側)から、占星学的な『曜日』の始まりです。
占星術全般に必要な概念として、七で区分するというスタンスがあります。一週間は七日間です。全ての本質的なものは七で区分されます。時間も本質を持っているとするなら、それは七で分けられ、すなわち、太陽の日として日曜日、月の曜日、火星の曜日、水星曜日、木曜日、金曜日、土星の日として土曜日となります。
ここでは時間の代わりに「時限」という言葉を使わせて頂いて説明しています。古代の占星術師達が気が付いた時間のルーラーは、きっちり時計の刻む一時間で次へ移動するのではありません。どんな季節でも、日の出から日没までを12に均等に分割して、それを「占星学的な一時間」とします。ですから「時限」と呼ぶ方がまぎらわしくないのでそうして説明しています。夏至近辺であれば、占星学的な一時限は60分より長く、冬至近辺では、一時限は60分より10分近く短くなります。
最初の太陽が昇ってくる一時限目を、その日の曜日の星を当てはめます。
例えば日曜日だと、プラネタリー・アワーは下記のように移動していきます。
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「たいきんすいげつ、どんもくか〜」と覚えています。このシーケンス(順繰り)はディグニティーの表のfaceの欄にも出てきます。カルディアン・オーダーといいます。
この並び方は25時限目、つまり次の日の太陽がASCに来る時間が次の曜日になるように、配置されています。日曜日なら、25時限目に月が来るような配置になっています。
水曜日なら、太陽が昇ってくる時間は水星がアワールーラーということになります。次の時間割ごとに、月、土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月・ ・ ・ と続いていくことになります。
下記の図をご覧下さい。例えばこの日が水曜日ならば太陽が昇った時から数え始めます。そしてカルディアン・オーダーのシーケンスに従って1時限目が水星、2時限目が月、3時限目が土星・・・と続いていきます。そして、太陽の入っているハウスまで数えます。

太陽がASCから昇った時限、(12室のアセンダントのカスプ側)が占星学的な曜日の始まり
でも、太陽が昇る時間を最初の一時限目とし、太陽がMCに来る時を六時限目の終わりとし、M.Cから、日没までを7時限〜12時限に当てはめます。日の出から、日没までを12に等分するところだけは、守っています。こうしてできたアワールーラの移動の1時間(一時限)は、星占いだけに意味を持ちます。
図では、太陽が13時限目にいます。これが、例えば水曜日のチャートだとすると、13時限目は「太陽」になります。どうですか? そうなりましたか? 金星の支配する部分に移動するまで、これを「太陽の時間」と呼びます。あるいはアワールーラーは太陽であると表現します。
7室と、6室に例として赤い線が引いてあります。経度緯度によって必ず違いますので、チャートを作る場所がプラネタリー・アワーを決定する要素になります。
ホラリーを行うに当たって、質問を理解した次にその時間のチャートを作るわけですが、
最初の考察がこのプラネタリー・アワーの考察です。
アセンダントの考察
でも同じ事を書きましたが、ここでも述べます。
性質、エレメント共に、(アセンダントのサイン--と--アセンダントのルーラー)と(時間のルーラー)
に合わなければ、カレントは質問事項の全てを占星家にうち明けていません。あるいは、質問をきちんと整理する前に、
占星家の前にやって来てしまったかです。
アワー・ルーラーが
これらの関係が有ったときは、ラディカルなチャートと見て差し支えありません。
上記五つに合う合わないをまっ先に調べます。更に、問われた問題が本質的なものかどうか判断する手だてですが、アワー・ルーラーがアンギュラーに在って、問われた問題に対して深い関係を持っていて、アセンダントと深い関係のアスペクト、ミューチャルレセプション、アンテッションならば、根本的な問題と見て間違いないでしょう。
ただ、関係あるアスペクトといっても、アセンダントとアワー・ルーラーが単にトラインを形成しているとか、エレメントが同質の星とメイジャー・アスペクトを構成している場合は、根拠となりません。
アセンダントのサインと、アセンダントに入っている遊星が、正確にカレントの状態や態度を記述していれば、あなたはそのチャートが基本的なものとして、提出された質問を判断して差し支えありません。
アセンダントがあまりにも若い角度だと、質問事項の展開が激しく、あるいは様々な変化を見せるので判断に適さないと見ます。判断を先に延ばすこともあります。