古典的な西洋占星術の知識が外せない時代の ブログトップ

  伝統的な占星術に潜む 秘密の法則

ネイティブの形状容姿 (月, 14 10月 2019)
 このサイトでは、古典的な西洋占星術は、太陽の位置でなく、ASCを基準にしていたことを何遍も繰り返し述べています。例えば、古典的な記述に次のような文節があります。テウクロス(1世紀頃)という占星術師から伝えられたものを、レトリウス(6~7世紀)が遺しています。  「牡羊のサインが上昇しているか、そこに月が置かれていたならば… その人は赤ら顔であり、長い鼻であり、額が徐々に広くなり、威厳があり、細身で、均整の取れた、云々」と続きます。  アセンダント(ASC)が上昇とあります。肉体の形状容姿は、ASCのサインと月が元々示しますから、そう書かれています。更に、10度ずつのデーカンに分類され、更にASCのロードと、タームの惑星が観察されていきます。  牡羊のサインが上昇しているからといって、必ずしも赤ら顔でないことは、火星(♂)のディグニティーがどれほどなのか、ASCの角度にきたタームの惑星の品位にも関わり、それと、月の位置が形状容姿を強く表しますから、それらを加味して考慮していくことになります。  リリーは、これらのことを、ホラリーで何度も何度も試すわけです。そうして惑星の組み合わせやサインの組み合わせに確信が持てたところで、精神性を表す惑星の観察に入るわけです。形状容姿なら、見た目で判断できますから、どの星の観察が足りないのか、練習の結果で直ぐに間違いに気付けます。  いきなり精神性の判断をするとしたら、いったい、どうやって練習を積むのでしょう?   占星術の熟達には、練習が要ります。      
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続いて、「嫌い」の表示について (Sun, 13 Oct 2019)
 フォールって何、ですよね。  イグザルテーションは、ご存じあるかと思います。ある惑星がイグザルテーションを得ているオポジション、オポジットの場所が、ある惑星がフォールになる場所です。  例えば、太陽は牡羊のサインで“イグザルテーション”になります。「高揚」と日本語に訳されています。そんな感覚もありますが、アラビア語の感覚は「王権にあること」です。そして、オポジションの天秤のサインが、話している太陽のフォールになる場所です。   太陽が、フォールになっているチャート      Fall フォール「落ちる」ですが、本当に落ちる感覚で使われるのです。「王権にあること」から落ちるわけではありません。現状から、更に落ちる意味です。12世紀の占星術師ボナタスは、デトリメントもフォールも併せて、“ディセンション(descension 下降)にある”と述べています。  古典的な意味は、同じくフォールですが、家などが壊れ去ること・離れていること、不幸、心配事、悲嘆、辛苦をなめること、および監禁(されること・すること)、意気消沈、抑圧(されること・すること)などを示します。つまり、ハウスであればケーダントの感覚を持ちます。Fall away 衰えること・捨て去ることと似た意味を持ちます。  遠く離れる意味は、デトリメントも持っています。それは、自身のハウスであったり、そのイグザルテーションの場所から、最も離れた位置、オポジションに居ることだからです。  そうではありながら、「嫌い」という意味はどこにも見つかりません。もちろん、「強くレシーブされていることは、愛されている」こと、という意味も書かれていないのです。  場面によって解釈を変えることは、当然あることです。要は、ニュアンスとして、元々持っている意味を逸脱しないことです。フォールの本質からずれない解釈の中に「嫌い」もあると考えたわけです。
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チャートは「嫌い」を、どう示すの? (Sat, 12 Oct 2019)
 占星術上の謎・疑問は、幾つもあります。その中で、「好き」、「ラブ」、という形式は何となくいくつかあることが分かってきました。  しかし、「嫌い」、「近寄らないで」、という表現は、占星術上、必ずあってしかるべき表現だと考えていました。その1つが、どうやら、フォールらしい、ということが分かってきたのです。  デトリメントは、絶対に違います。アセンダントのロードが7ハウスに入っているのは、デトリメントですが、恋愛の質問で、このことは根っから、相手が私のことを好きという表示です。私も、彼のことを嫌いじゃないから、7ハウスに飛び込んでいるわけです。  好き、という気持ちは様々な形でチャートから読み取れますが、「嫌い」がなかなか分かりませんでした。  でも、長い間、木星がフォールの場所に土星が居たことから、そして、最近、太陽がフォールのまま進んでいることから、フォールの効果が出ることが確認できました。  普通、アンティッションをしているなら、表に出したくない男女関係を示すのですが、土星と木星が長い間アンティッションになっていながら、彼が土星になっても、クライアントが木星になっても、もう一人の別の異性が示されなかったのです。何故?  そう、木星がフォールの場所に土星が居たからです。  加えて、この間に、アラビア語から翻訳されたサエルの文節を読んで、それが確信に変わりました。ラテン語からのものでは、いまひとつハッキリとした意味が捉えられなかったのですが、リセプションをしない場合が発生することを学んで、「嫌い」なら分かる、と思ったのです。  まだ、ちょっと感覚的で、こうだと言い切れるようなものではないのですが、論理的にも説明できそうなところまで来ています。リセプションに関わる表示だけが分かったのですが、ハウス位置や、他の表示もきっとあるのだと思います。  
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